クラシック鑑賞
前回のブログで書いた通り、アウトドアを共通の趣味としている僕ら(アウトドアでディナー)。
もともと波長が合うのは知っていて、長い間、異性とは言え気の置けない友人と見なしてきた。
けど更に深くお互いを知るようになった今、他にも共通する趣味を見つけて驚いたり喜んだりしている。
一番驚いたのが、クラシック鑑賞。
僕はオールラウンドに聞くけど、やっぱり王道のドイツ古典派~ロマン派が根っこ。
彼女はフォーレとかドビュッシーとか、フランス近現代がお好み。
以前はお互いに全く無かった趣味なので、知った時はホントに驚いた。
「えぇ!君がクラシック~(笑)!?」みたいな驚き方をお互いに(笑)
僕は若い頃バンドをやってたし、彼女はバンドマンの彼氏がいたりして、週末毎にライブハウスに繰り出しては翌朝まで打ち上げイェイ!みたいなロックな生活をしていたのになぁ~(-_-;)
そんな訳でこの週末はクラシックのコンサートに行ってきた。
事前にじっくりと根回ししておいたので、彼女のご主人もウチの妻も来ない。
例に寄って関心が無いのだ(笑)
かと言って2人だけで行くのではなく、彼女のとことウチと、子供たちを引率して行く。
こんなことができるのも元々家族ぐるみで付き合ってきたからなんだけど、子供たちの手前イチャイチャすることはできない。
告げ口が怖い…と言うよりも、子供にとってはトラウマになりかねないからね!
せっかく情操教育の良い機会として連れて来ているのに、逆効果になっちゃ意味ないじゃん、と(^^;)
僕と彼女が男と女になって2ヶ月半。
すでに関係は深い。
引き返せたはずの地点はとっくに通り過ぎていて、もうお互いから離れられないことは自覚している。
ただ大前提というか、これだけは守りたいということがある。
「誰のことも傷付けない」
これはつまり、隠すべきところは絶対に隠すということ。
都合よく聞こえるとは思うけど、関係を明らかにすれば許されるという類のものではないのだから、傷が付くのであればその傷は内側に封じ込めておかないとならない。
万雷の拍手。
アンコールが終わる。
素晴らしいコンサートだった。
途中でコックリコックリしていた(笑)子供たちも、結局のところ楽しんでくれた様子。
彼女は子供たちを挟んで一番遠くに座っているんだが、なんと感動して涙を流している。
隣りにいたら我慢できずに手を握ってるところだ。
帰りの電車の中でも意識的にそっけない会話を繰り返す。
アイコンタクトを取ることもせずに我慢する。
そう、我慢しているのはお互い様と思っていたのだが、彼女は僕の対応にちょっとイラついている様子だ。
子供同士でのおしゃべりが盛り上がってるな~と聞いていると、突然僕の臀部に彼女の手が!
「や…やめてください…」
子供たちに悟られないよう、小さな震える声で抗議するのが精一杯の僕だった。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。